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変更履歴

書いたものを保存するたびに、その時点の中身が workspace に残ります。あとから「昨日の書き方に戻したい」「どこを直したのか見たい」と思ったときに、その記録をたどれます。記録をたどる画面は 3 つあり、見たいものによって使い分けます。

3 つの画面の使い分け

見たいもの・したいこと使う画面
1 本の note がこれまでどう変わってきたかNote history
目印を付けた時点まで workspace をまとめて戻すことCheckpoints
いま開いているファイルと別のファイルの違いDiff View

Note history は 1 本の note の中を時間でさかのぼる画面です。Checkpoints は workspace 全体に付ける栞で、複数のファイルをまとめて元に戻すための足がかりです。Diff View は時間とは関係なく、2 つのファイルを並べて見比べる画面です。

Note history

Note history(note 1 本の保存の記録をたどる画面)は、保存された版を新しい順に並べ、選んだ 2 つを見比べられるようにします。開くと画面いっぱいに広がり、見出しには History と出ます。

開き方

  • Note Tray(note を一覧して切り替える画面)の frame の見出しから Note history をクリックします。狭い frame では のメニューに入ります。

  • Note Tray に並んだ pill を右クリックして Note history… を選びます。いま開いている note でなくても構いません。

  • コマンドパレットNote history を実行します。Note Tray の frame を選んでいるときに出てきます。

  • Mod+Shift+H を押します。

閉じるときは Escape を押すか、右上の × をクリックします。

版の並び

左側に、保存された版が新しい順に並びます。日付ごとにまとまり、見出しは TodayYesterday、それより前は日付になります。

1 行には、保存した時刻と、保存した端末の名前が出ます。その右には、1 つ前の版と比べて何行増えて何行減ったかが並びます。いま開いている中身にあたる行には Current が付きます。行数はスクロールに合わせて少しずつ埋まるので、長く書き続けた note でも待たされません。

版は、入力が 10 秒ほど止まったところで 1 つにまとまります。書き続けているあいだも、60 秒に一度は版が作られます。1 文字打つたびに行が増えることはありません。

古い版は少しずつ間引かれます。直近の版はそのまま残り、日が経つにつれて 1 時間おき、1 日おき、1 週間おきの代表だけが残ります。いま開いている版と、checkpoint が指している版は、いつまでも残ります。

作った checkpoint も、この並びの中に栞として出てきます。その checkpoint を作った時点でこの note がどの版だったか、という位置に置かれます。

版の見比べ

AB の 2 つの枠に版を入れると、右側にその 2 つの違いが出ます。上の切り替えで Side by side(左右に並べる)と Inline(1 つにまとめる)を選べます。

  • 行をクリックすると、その版が A に入ります。

  • 行の右端にある AB のボタンを使うと、枠を選んで入れられます。

  • checkpoint の栞をクリックすると、その時点の版が A に入ります。

  • AB を入れ替えるボタンが、上の並びの横にあります。

開いた直後は、B にいまの中身、A に 1 つ前の版が入っています。最後の保存で何が変わったかが、開いてすぐ見える形です。同じ版を両方に入れると、違いの代わりに別の版を選ぶよううながされます。

版の戻し方

下の Restore to A を押すと、A の中身が新しい版として書き込まれます。古い版が消えたり上書きされたりすることはありません。押す前に確認の画面が出て、戻す先の日時と端末、そしていまの中身と比べて何行変わるかが表示されます。A がいまの中身と同じときは押せません。

戻したあとは、その場で編集中の画面にも反映されます。戻す直前の中身も版として残るので、戻しすぎたらもう一度戻せます。

版を別の note として残す方法

AB のそれぞれに、番号を指定して note として保存する欄があります。番号を入れて Save を押すと、いま開いている note と同じ場所に、その版の中身で note ができます。番号がすでに使われているときはボタンが Overwrite に変わり、確認のうえ上書きされます。

いまの note を上書きせずに、古い版を横に置いて見比べたいときに使います。

Checkpoints

Checkpoints(workspace の記録に名前を付けた目印を並べる画面)は、「この時点に戻れるようにしておく」ための栞を作って管理します。note を丸ごとコピーして保存するものではなく、記録のどこかを指す目印です。大きな書き直しや整理を始める前に作っておきます。

開き方

  • アプリ上部の toolbar にある札の形のボタンをクリックします。

  • Command PaletteMod+K で開く、コマンドの検索窓)で Checkpoints を実行します。どの画面からでも出てきます。

このコマンドには最初キーが割り当てられていません。キーで開きたいときは Settings → ShortcutsHistory で割り当ててください。

閉じるときは Escape を押すか、右上の × をクリックします。

checkpoint の作り方

左の並びのいちばん上にある + Create checkpoint をクリックし、名前を入れて Create を押します。「送る前」のような、あとで自分が分かる名前にしておきます。名前を空のままにすると、決まった名前が付きます。

名前も中身と同じように暗号化されて送られます。

作った checkpoint には Manual の印が付きます。アプリが自動で作ったものには Auto が付きます。

中身の確かめ方

左の並びからひとつ選ぶと、右側にその内容が出ます。

  • Changed files — 1 つ前の checkpoint からその checkpoint までのあいだに変わったファイルが並びます。それぞれに CreatedChangedDeleted の印が付きます。

  • ファイル名をクリックすると、その checkpoint の時点の中身と、いまの中身との違いがその場で開きます。

並びのいちばん上には The current state があります。これは checkpoint ではなく、「いまの workspace そのもの」を表す行です。

workspace の戻し方

下の Restore to this point を押すと、選んだ checkpoint の時点までファイルを戻します。順を追って進みます。

  1. 戻す対象のファイルが一覧されます。それぞれに RestoreDelete の印が付きます。何も変わらないときは、その旨が出て先へ進みません。

  2. 進める前に、別の端末での変更が入っていないか確かめ直します。入っていたときは一覧を作り直し、もう一度確認を求めます。

  3. 実際に戻す前に、いまの状態の checkpoint が Before restore という名前で自動的に作られます。戻す前の状態も失われません。

  4. ファイルが 1 つずつ戻され、進み具合が表示されます。途中で止まったときはそこまでの結果が出るので、Retry でやり直せます。

戻せるのは note や pin の中身です。設定などアプリが自分で管理しているものは対象外で、そういうファイルが含まれていたときは、何も実行せずに止まります。

画像などの添付ファイルは checkpoint の対象に入りません。戻したあとも、本文に書かれた ../assets/ への参照はそのままです。

checkpoint の消し方

右側の見出しにあるごみ箱のボタンで消せます。消えるのは目印だけです。その checkpoint が指していた中身は残り、Note history から今までどおりたどれます。

Diff View

Diff View(2 つのファイルを並べて違いを見る frame)は、いま開いているファイルと、選んだもう 1 つのファイルを見比べます。時間をさかのぼる画面ではないので、まったく別の note どうしを比べるのにも使えます。

開き方

  • Command PaletteCheck diff を実行します。

  • Mod+Shift+D を押します。

どちらも、いま選んでいる frame がファイルを開いているときに使えます。実行すると比べる相手を選ぶ画面が開き、選んだあと右側に Diff View の frame が開きます。

比べる相手の選び方

相手を探す範囲は 2 つあります。

  • This tray — いま開いているファイルと同じ場所にあるファイルです。最初はここが開きます。

  • Workspace — workspace の中で note を置くすべての場所です。inbox/archives/、そして移動先として登録した場所が対象になります。

どちらもカードの形で並び、note の番号やファイル名に加えて、見出しと書き出しの一部、最後に触った日付が出ます。番号だけの note でも、中身を見て選べます。

上の入力欄に文字を打つと、見出しや書き出し、番号やファイル名で絞り込まれます。This tray に見当たらないときは、そのまま Workspace に広げられます。

一覧に出てこないファイルを指定したいときは、Browse workspace から workspace の中をたどって選びます。Mod+B でも開きます。

比べられるのは文字のファイル(.md.markdown.txt)だけです。いま開いているファイル自身と、中身が空のファイルは出てきません。

画面が広いときは、候補に合わせて違いの下見が横に出ます。狭いときは出ず、選んでから本体の frame で見る形になります。

frame の操作

開いた Diff View の上部には、左右それぞれのファイルを表す札が並びます。

  • Swap sides で左右を入れ替えます。左がいま開いているファイル、右が相手です。

  • 右側が番号付きの note のときは、札の両脇の矢印で前後の番号の note に移れます。

  • Change... を押すと相手を選ぶ画面が開き直し、同じ frame のまま相手を差し替えられます。

  • 右端に、増えた行数と減った行数が出ます。

frame の表示切り替えから、Side by sideInline を選べます。

使えるようになる条件

Note historyCheckpoints は、workspace の同期が働いていて、暗号が解けている状態で使えます。条件が整っていないあいだ、Command Palette の項目は押せない状態で理由が表示され、アプリ上部の toolbar のボタンは出てきません。

見るだけならこれで足ります。Restore to A と、checkpoint を作る・消す・戻す操作には、契約中のプランが必要です。プランについてはプランとストレージにまとめています。

Note Tray の frame の見出しにある Note history ボタンは、Settings → GeneralNote Tray toolbar にある Show History で出し入れできます。ボタンを消しても、Command Palette とキーからは今までどおり開けます。

Diff View は同期の状態に関係なく使えます。

履歴や比較対象がないとき

履歴がまだないときは This note has no history yet と表示されます。保存によって版が残ることを説明する案内です。Create checkpoint から、現在の workspace に目印を付ける画面を開けます。

Diff View に比較対象がないときは Choose files to compare… を押します。最初のファイルを選び、続いて比較するもう一方を選びます。Manual から操作の説明を開けます。

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