zudo-text マニュアル

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コマンドパレット

zudo-text の機能は、メニューを探し回らなくても名前で呼び出せます。その入口が Command PaletteMod+K で開く、コマンドの検索窓)です。ここから探せば、個々のキーの割り当てを覚えていなくても、たいていの操作にたどり着けます。よく使う一連の操作をつないで保存する Quick Actions と、その場のものを右クリックして操作するメニューも、同じ「探さずに呼び出す」ための仕組みです。

Command Palette を開く

Mod+K を押すと開き、もう一度押すと閉じます。Escape でも閉じます。アプリ上部の toolbar にある Command Palette のボタンからも開けます。画面が狭いときは、toolbar 右端の のメニューの中に入っています。

コマンドを探す

上の入力欄に文字を入れると、その言葉をコマンド名かカテゴリに含むものだけが残ります。半角スペースで区切って複数の言葉を打つと、そのすべてを含むものだけが残ります。大文字と小文字は区別されません。

並ぶ順は、一致の良いものが上になります。コマンド名がそのまま一致するもの、名前の先頭や区切りから始まるもの、名前のどこかに含まれるものの順で、カテゴリだけが一致したものは最後になります。

入力欄が空のときは、いちばん上に Recent という見出しが出ます。ここには最近よく使ったコマンドが並びます。使った回数が多いものほど、また最近使ったものほど上に来ます。しばらく使わないでいると、だんだん下がっていきます。

コマンドを実行する

  • で選び、Enter で実行します。マウスでクリックしても実行できます。

  • Mod+1 から Mod+9、それに Mod+0 で、上から 1 番目から 10 番目までを直接実行できます。この番号は各行の右端に出ます。

  • 行の右端には、そのコマンドにキーが割り当てられている場合、その組み合わせも表示されます。ここでキーを確かめられるので、覚えるまではパレット経由で使えます。

  • 実行できない状態のコマンドは薄い文字で残り、なぜ使えないかが下に出ます。たとえば Swap frames は、frame がちょうど 2 つのときにしか使えません。

中に入っていくコマンド

行き先や候補を選ぶ必要があるコマンドは、実行するとパレットの中身がその一覧に切り替わります。Change LayoutHeader Pins がこの形です。

  • 選んで Enter を押すと、一覧に入ります。Tab でも入れます。

  • 中に入っているあいだは、上に来た道すじが表示されます。左向きの矢印をクリックすると 1 つ戻ります。

  • Escape を押すと 1 つ戻ります。いちばん上まで戻っている状態で押すと、パレットが閉じます。

  • 入力欄が空のときは Backspace でも 1 つ戻れます。

Quick Actions

Quick Actions(複数のコマンドを順番につないで保存しておく仕組み)を使うと、いつも決まった順に行う操作をひとまとめにできます。たとえば「frame を右に分ける」「新しい frame に移る」「AI Assistant を開く」の 3 つをつないでおけば、1 回の実行で AI との相談用の画面ができあがります。

実行する

  • アプリ上部の toolbar にある Quick Actions のアイコンをクリックすると、保存したものが一覧で出ます。

  • Mod+Shift+K を押すか、Command PaletteOpen Quick Actions を実行しても同じ一覧が開きます。

  • Command Palette で保存したものの名前を打っても、直接実行できます。

一覧には、それぞれのアイコン、名前、呼び名、つないだコマンドの要約が出ます。何も保存していないときは No Quick Actions yet と表示され、Create your first Quick Action から作りはじめられます。

作る

一覧の下にある Edit をクリックすると Quick Actions Builder が開きます。Command PaletteOpen Quick Actions Builder と、Settings → Quick Actions からも開けます。

  1. 左の一覧の + New quick action を押して、新しい枠を作ります。

  2. アイコンのボタンを押して、一覧から絵柄を選びます。

  3. Name に名前を入れます。ここに入れた名前が Command Palette に出ます。

  4. Alias に短い呼び名を入れます。複数入れるときはスペースかカンマで区切ります。

  5. + Add step を押し、開いた一覧からコマンドを選びます。これを必要な回数くり返します。

  6. Save を押します。

名前が無いものや、コマンドを 1 つも入れていないものには Incomplete の印が付き、保存できません。

  • 並び順を変えるときは、コマンドの左にあるつまみをつかんで上下にドラッグします。

  • コマンドを差し替えるときは Replace、外すときは Remove を押します。

  • Cancel を押すと閉じます。直した内容があるときは「Discard unsaved changes?」と確認が出るので、Discard で捨てるか Keep editing で戻ります。

  • Delete を押すと、選んでいるものを消します。

Quick Actions の中に別の Quick Actions を入れることはできません。コマンドを選ぶ一覧には出てこないようになっています。

実行されかた

つないだコマンドは上から順に実行されます。前のコマンドの結果ができあがってから次が動くので、「分けてから移って開く」のような組み立てができます。

途中に使えない状態のコマンドや、無くなってしまったコマンドがあると、そこで止まります。残りは実行されません。無くなったコマンドは一覧でも印が付くので、Replace で差し替えるか Remove で外してから使い直します。

ダイアログを開くコマンドは、いちばん最後に置きます。ダイアログが開くと操作の対象がそちらに移るため、その後ろに置いたコマンドは思ったところに効きません。

呼び名で呼び出す

Alias に入れた呼び名は、Command Palette で打ったときに効きます。呼び名で一致したものは、ふつうの名前やカテゴリで一致したものより上にまとめて出て、行には呼び名のバッジが付きます。

コマンド 1 つだけをつないで呼び名を付ければ、好きなコマンドに自分の短い名前を付けたのと同じことになります。

右クリックのメニュー

画面の上のものを右クリックすると、そのものに対してできることが並んだメニューが出ます。note のカード、かんばんのカード、pin、frame の見出し部分、タブ、添付ファイルなど、20 か所以上で同じ形のメニューが使えます。

開き方

  • 右クリックします。

  • キーボードでそのものを選んでいる状態で、キーボードの Context Menu キーまたは Shift+F10 を押します。

  • 指で操作するときは長押しします。

メニューが開いているあいだに別の場所を右クリックすると、そちらへ移ります。外をクリックしたり、スクロールしたり、ウィンドウの大きさを変えたりすると閉じます。

キーボードでの操作

キーすること
/ 上下の項目へ移ります。端まで来ると反対側へ回ります
Home / End先頭・末尾の項目へ移ります
入れ子になっている項目を開き、その中へ移ります
入れ子から出て、元の項目に戻ります
Enter / Space選んでいる項目を実行します
Escape1 段だけ閉じます
Tabメニュー全体を閉じます

ダイアログの中で開いたメニューでは、Escape はメニューだけを閉じます。ダイアログも閉じたいときは、もう一度押します。

画面が狭いときの見え方

画面が狭いときは、クリックした場所に浮かぶ形ではなく、下からせり上がる帯として出ます。項目は同じです。入れ子になっている項目を選ぶと、その中身が次の面として横からスライドしてきます。

長押しが使えない場所

指で操作するとき、次の 2 か所は長押しが別の役目に使われているため、メニューが出ません。

  • かんばんのカード — 長押しはドラッグの開始に使われます。かわりに、カードの編集ボタンから同じメニューを開けます。

  • Note Tray toolbar の pill — 長押しは並べ替えのドラッグに使われます。こちらは右クリックとキーボードだけになります。

エディタとプレビューも、画面が狭いときと iOS では長押しのメニューが出ません。かわりに OS の文字選択が働きます。

OS のメニューに戻す

Settings → EditorNative Context Menu をオンにすると、エディタとプレビューでは OS のメニューが出るようになります。最初はオフです。macOS の「調べる」や読み上げを使いたいときに切り替えます。

Caution

Native Context Menu をオンにすると、エディタとプレビューのメニューにあったアプリ側の項目は出なくなります。エディタとプレビューの両方にまとめてかかる設定で、片方だけを残すことはできません。

メニューの操作説明

説明のある項目にマウスを重ねると、メニューの横に使い方が表示されます。Manual がある項目は、そのボタンから詳しい説明を開けます。表示方法は Settings → GeneralContext menu descriptions で変えられます。

何も登録していない Quick Actions には、操作をまとめる用途の説明と Manual も表示されます。Create your first Quick Action から作成へ進みます。

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