Doc Cloud
外部のドキュメントサービスに置いてあるページを、zudo-text の frame の中で開いて書き、そのまま公開まで進められます。ブラウザとエディタを行き来せずに、書く道具を 1 つにまとめたい人のための連携です。
この連携を使わなくても zudo-text はふつうに使えます。相手のサービスにアカウントを持っていないときは、読み飛ばして構いません。
できること
サービス側のプロジェクトを一覧し、その中のページを開けます。
ページの本文と見出し情報を編集できます。書いたそばから保存されます。
公開の前に checkpoint を作り、あとから戻せるようにしておけます。
サイトの公開を頼み、その後の進み具合を追えます。
書いたものはサービス側に保存されます。zudo-text の workspace の中に入るわけではありません。この違いは後述の「note の公開との違い」で扱います。
Doc Cloud の開き方
Command Palette(Mod+K で開く、コマンドの検索窓)の Open Doc Cloud を実行すると、Doc Cloud(外部サービスのページを開いて編集する画面)が frame に入ります。空の frame の一覧から選ぶこともできます。
1 つのウィンドウに置ける Doc Cloud は 1 つだけです。すでに開いているときは、そちらに切り替わります。
iOS では使えません。iOS のアプリでは、この画面も Settings → Doc Cloud も出てきません。
アカウントの接続
つながっていないときは、Connect Doc Cloud という案内が出ます。Calling token の欄にサービス側で用意した token を貼り付け、Connect with token を押します。
token が古かったり間違っていたりすると、その旨がその場で表示されます。新しいものを貼り直してください。
macOS のデスクトップアプリでは、貼り付けた token は端末の安全な保管場所に預けられます。ブラウザで使っているときは、その回のあいだだけ覚えられます。
この案内は、frame の真ん中に Doc Cloud の説明と一緒に出ます。説明の下の Manual を押すと、このページがそのまま開きます。
読み込みに時間がかかっているときは同じ場所に Loading Doc Cloud… と出ます。読み込みに失敗したときは、理由と Retry が出るので、押すともう一度試せます。
画面の見かた
Doc Cloud の上端には、いま開いているプロジェクトの名前と、公開サイトの状態が出ます。その右に、開いているページのタブが並びます。
タブに付く小さな丸は、そのページの状態を表します。保存されていない変更、他所で加えられた変更、保存の衝突、消えてしまったページ、といった区別です。
右端には次のボタンがあります。
Open site — 公開中のサイトをブラウザで開きます。公開範囲が Private のサイトでは押せません。
Checkpoint — いまの状態に目印を付けます。
Publish — 公開の手続きに進みます。
Edit / Preview / Split — 本文だけ、表示だけ、左右に並べる、を切り替えます。
Open site、Checkpoint、Publish の 3 つは、toolbar の何も無いところを右クリック(タッチなら長押し)すると隠せます。プロジェクト名、ページのタブ、Edit / Preview / Split の切り替えは対象外です。同じ設定は Settings → Toolbars の Doc Cloud Toolbar にもあります。隠しても Command Palette の Doc Cloud: Publish などからは今までどおり実行できます。
左側には Doc Cloud outline(プロジェクトの分類とページを木の形で並べた欄)があります。境目にある小さなつまみで開いたり閉じたりできます。
プロジェクトとページの開き方
つないだ直後は Projects の一覧が出ます。Search projects で名前や識別子から絞り込め、その隣で Recently updated と Title の並び順を選べます。
プロジェクトを選ぶと、そのプロジェクトの画面になります。上の切り替えで次を行き来します。
Overview — ページ数、下書きの数、分類の数、公開 URL、公開の進み具合、最近の動きが並びます。
Activity — 動きの記録と checkpoint の並びです。Refresh activity と Refresh history で読み直せます。
Editor — 開いているページのタブに戻ります。開いているページがあるときだけ出ます。
Doc Cloud outline でページ名をクリックすると、そのページがタブとして開きます。
ページの編集
本文の上に、そのページについての欄が並びます。
Title — ページの題名です。
Description — 概要です。
Draft — 入れておくと下書きの扱いになります。
Date / Updated — 日付です。
本文の下の帯には、保存の状態、版の番号、書式の警告の数、単語数が出ます。保存はひとりでに行われるので、保存のボタンはありません。
Content preview(本文の見え方を確かめる欄)は、書いた Markdown の中身をそのまま確かめるためのものです。公開後のサイトの配色や飾りまで再現するものではありません。
ほかの場所で同じページが変わったとき
自分が書いているあいだに同じページが別の場所で変わると、保存が衝突します。書きかけの内容は残したまま、帯に確認が出ます。
Retry my draft — 自分の書いたものでもう一度保存を試します。
Discard my draft — 自分の書いたものを捨てて、相手側の内容に合わせます。
ページそのものがサービス側から消えていた場合、そのタブは読み取り専用になります。本文をコピーして取り出すことはできます。
checkpoint
Checkpoint を押すと Create checkpoint の画面が出ます。Checkpoint label に名前を入れて Create checkpoint を押すと、その時点の目印が作られます。
Settings → Doc Cloud の Checkpoint before editing が入っていると、その回で最初にページを編集したときに目印が自動で作られます。この設定は最初から入っています。
作られた目印は Activity の並びに出ます。目印の時点まで戻す操作は zudo-text の中にはなく、行の右の案内からサービス側の画面に移って行います。
公開
Publish を押すと Publish Doc Cloud site の画面が出ます。書きかけのページをすべて保存してから、いまの状態を読み直します。
Site label に今回の公開の名前を入れます。必要なら Checkpoint label (optional) も入れておくと、公開と同時に目印が残ります。Publish を押すと申し込みが送られます。
Note
Accepted と出たら、申し込みが受け付けられたという意味です。まだサイトは切り替わっていません。この画面を閉じても、その後の進み具合は追い続けられます。
Overview には Draft、Accepted、Building、Live の 4 段階が並び、いまどこまで進んだかが分かります。
公開できない理由があるときは、その一覧が出ます。原因になっているページには Jump to page が付いていて、押すとそのページが開きます。短いあいだに何度も押したときは、次に押せるまでの秒数が表示されます。
Command Palette の Doc Cloud: Publish でも同じ手続きに入れます。こちらは Doc Cloud の frame を選んだ状態でないと実行できません。
公開の結果は、Settings → Doc Cloud の Publish notifications が入っていれば知らせとして届きます。この設定も最初から入っています。知らせについては通知にまとめています。
Settings → Doc Cloud
Default project slug — Doc Cloud を開いたときに最初に開くプロジェクトの識別子です。空にすると Projects の一覧から始まります。指定したプロジェクトが開けないときも一覧に戻ります。この項目だけは端末ごとに変えられます。
Checkpoint before editing — 最初の編集で目印を自動的に作ります。既定で入っています。
Publish notifications — 公開の受け付け、作成中、公開済み、失敗を知らせに出します。既定で入っています。
Advanced の Server origin — つなぎ先のサーバーです。変えると接続がいったん切れ、書きかけの扱いを確認したうえでつなぎ直しになります。ふつうは触りません。
つながっているときは、アカウントの名前とアドレスの横に Disconnect Doc Cloud が出ます。押すと、この連携だけを切れます。zudo-text のサインインはそのままです。
逆に、zudo-text からサインアウトすると Doc Cloud の接続も一緒に切れます。
端末ごとの設定についてはデバイスごとの設定にまとめています。
note の公開との違い
zudo-text には、workspace の note を 1 本だけ web のページにする機能が別にあります。相手にリンクを 1 つ渡すための機能で、こちらは公開で扱います。
このページで説明しているのは、外部のサービスに置いてあるページを編集して、そのサービスのサイトとして公開するほうです。原稿の置き場も、公開されるものも別々です。